実践リスク・マネジメント

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リスクマネジメントNOW

■JTB、個人情報793万人流出か

(2016年6月16日公開)

 6月14日、JTBは最大で約793万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。取引先を装ったメールの添付ファイルを開き、ウイルスに感染したのが原因という。「標準型」と呼ばれる外部からのサイバー攻撃だ。

 個人情報は2007年9月28日~16年3月21日にオンラインを利用して予約した顧客のもので、氏名・性別・生年月日・メールアドレス・住所・電話番号など。クレジットカード番号・銀行口座情報は含まれていないという。

 個人情報漏洩は経営に大きな打撃を与える。最近の14年にはベネッセホールディングスの3500万件の会員情報が流出した。グループ会社の元派遣社員による不正な持ち出しが原因だったが、「進研ゼミ」の会員数は依然として減少傾向で、影響から脱却できていない。

 組織にあっては、貴重な情報を預かっているという認識を深め、もし流出したら信頼を大きく失ってしまうという危機意識を持つことが肝要だ。セキュリティーへの投資、専門人材の採用・育成、社員教育の徹底など経営陣の責任が問われる。

◆損失の危険の管理 ◆内部統制

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